あまのじゃくの日々雑感

日々の気になるニュースや環境問題、 これまでに出会った心に残った言葉や本、音楽などを 独断と偏見で選び、綴っていきます

ブレードランナー

五輪=義足走者ピストリウス、北京五輪出場を断念
1月30日12時33分配信 ロイター


 [ヨハネスブルク 29日 ロイター] 両足が義足の南アフリカ出身の陸上選手、オスカー・ピストリウス(21)が、北京五輪出場が不可能になっている件で、同大会の出場を断念することを明らかにした。
 ピストウスは29日にロイターの取材に対し、この件で国際陸上連盟(IAAF)を提訴するが、そのため時間的な問題で出場自体への準備ができないと話した。
 IAAFは、ピストリウスが使用しているカーボン繊維製の義足が、障害のない選手と比べ有利と判断し、このことが規則違反として、IAAF規則下の大会への出場は認可できないと発表していた



両足義足で世界の代表に勝るとも劣らない走りができるようになるまでには並大抵の努力で

はなかったはずです。個人的には出場させてあげてほしいと思うのですが、カーボン製の義

足が反発力を利用したタイプであるため認められなかったようですね。パラリンピックのほうで

は出場できるでしょうからそちらでがんばってもらいたいと思います。


それにしても義足とは思えないほどのすごい‘走り‘です。







子犬と少年

あるペットショップの店頭に「子犬セール中!」の札が掛けられました。

子犬と聞くと子供はたいそう心をそそられるものです。
しばらくすると案の定、男の子が店に入ってきました。

「おじさん、子犬っていくらするの?」
「そうだな、30ドルから50ドルってところだね。」

男の子はポケットから小銭を取り出していいました。
「僕、2ドルと37セントしかないんだ。でも見せてくれる?」

店のオーナーは思わず微笑むと、奥に向かってピィーと口笛を吹きました。
すると、毛がふかふかで丸々と太った子犬が5匹、店員の奥から転がるように出てきたのです。

ところが1匹だけ足を引きずりながら一生懸命ついてくる子犬がいるではありませんか。

「おじさん、あの子犬はどうしたの?」と男の子は聞きました。
「獣医さんに見てもらったら、生まれつき足が悪くて、多分一生治らないって言われたんだよ。」と店のオーナーは答えました。

ところがそれを聞いた男の子の顔が輝き始めました。

「僕、この子犬がいい。おじさん、この子犬を売って!」

「坊や、よした方がいいよ。そりゃあ、もしどうしてもっていうのなら、ただであげるよ。どうせ売れるわけないから。」
と店のオーナーが言うと、男の子は怒ったように睨み付けました。

「ただでなんかいらないよ。おじさん、この犬の何処が他の犬と違うっていうの?他の犬と同じ値段で買うよ。今2ドル50セント払って、残りは毎月50セントづつ払うから。」

その言葉をさえぎるように店のオーナーは言いました。

「だって、この子犬は普通の犬みたいに走ったりジャンプしたり出来ないから、坊やと一緒に遊べないんだよ。」

これを聞くと男の子は黙ってズボンのすそをまくり上げました。
ねじれたように曲がった左足には、大きな金属製のギブスがはめられていました。

男の子はオーナーを見上げて優しい声で言いました。

「きっとこの子犬は、自分の気持ちがわかってくれる友達が欲しいと思うんだ。」

                             ダン・クラーク


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希望の光

「太陽炉」利用でCO2分解=温暖化対策技術に期待−若狭湾エネ研センター・福井

(時事通信社 - 01月27日 15:01)
 太陽光を集めて高温状態をつくる「太陽炉」を利用して、二酸化炭素(CO2)を分解消滅させることに福井県の外郭団体、財団法人若狭湾エネルギー研究センター(同県敦賀市)が成功した。一日当たり2キログラムのCO2を分解できる計算で、地球温暖化の一因とされるCO2を削減する新技術として注目を集めそうだ。 


どのくらいの設備と労力を使って一日2キログラムのCO2を分解できたのかわかりませんが、

実用化できればまさに希望の光となるかもしれません。大気中に拡散しているはずのCO2

を集めるのは難しそうだが、これから排出されるCO2を集めるのはできないことではないよう

に思う(排気を収集・圧縮するなど)。

昔から太陽光を利用したシステムはいろいろ開発されてきているが、天気によって左右される

不安定さが発展を妨げているように思える。大気圏外に中継基地を設けて(人工衛星)、途絶

えることのない供給システムを築くことができれば未来はけっこう明るそうだ。無尽蔵のクリー

ンなエネルギーを供給してくれる太陽をもっと有効に利用できるようにするのが限られた資源

の中で生きるためのこれからの課題と言えよう。


余談だが、以前から抱いていていまだに解決できていない疑問が二つ。

 ● 温暖化はCO2などの温暖化ガスが上空をとりまくことで起きているとの定説だが
   空気より重いはずのCO2がなぜ上空に溜まるのか。
   (上昇気流とも考えられるが上空 で冷やされれば落ちてくるはずでは?)

 ● 太陽は地球の109倍ほどの大きさというが全表面的に燃えているのになぜ
   何十億年も燃え尽きないのか。酸素がなくても燃えるものなのか。

だれかこの謎を解いてスッキリさせてくんないかなぁ。

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反抗のススメ?

若者に反抗のススメ? センター試験設問に尾崎豊やJ・ディーン登場 
1月20日9時59分配信 産経新聞

 若者に反抗の勧め!?−。19日に行われた大学入試センター試験。公民の現代社会では、平成4年に亡くなり、今も人気があるロック歌手の尾崎豊(享年26)を引き合いに「対抗文化」についての出題があった。地理歴史では集団自決をめぐる高校日本史教科書検定で注目された沖縄戦も出題された。

 尾崎豊を引き合いにした出題は現代社会の第5問であった。「現代の青年は、激しい反抗や意思表示は必ずしも見られない」などの内容の文章を読むもので、ジェームズ・ディーンが主演する米国映画『理由なき反抗』なども引用され、「青年期」に関して適当な記述を選ばせる問題を出題。

 本文では尾崎豊について「彼の歌は、対抗文化の持つ意義について今でも考えさせるところがある」と持ち上げ、対抗文化の意味を出題。「既存の秩序・体制を批判し、社会変革の原動力になり得るものである」とする選択肢を正解(配点3)とした。

 さらに、本文を「葛藤(かっとう)から逃避することなく自己としっかり向き合ってみることが青年期の意義の一つである」との一文で締めくくり、青年に内なる葛藤を勧めた。



音楽の教科書に尾崎豊の「I LOVE YOU」かなんかが載ってるというのは聞いたような気

がしますが、入試問題にまで登場するとはね。問題作成、選考も随分まあるくなったもんだ。

作成する人がそういう世代になってきたのかもね。尾崎が叫んできた言葉は今でも心に突き

刺さってきますが、「反抗」や「体制批判」を美化しすぎて、盗んだバイクで走り出したり、校舎

の窓ガラスを割って回るバカモノが増えてもしらないゾ。そりゃ「犯行」だって〜の。


卒業     尾崎 豊





  おまけ

尾崎豊が好きな人はきっとこれも好きなハズ・・・かな?     井上マー


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メタンハイドレート

<シベリア>永久凍土が急速融解 牧草地の水没、道路崩壊も

(毎日新聞 - 01月18日 20:23)
 シベリア東部の永久凍土帯の地中温度が04年以降急激に上昇し、凍土が急速に融解していることが、海洋研究開発機構とロシア科学アカデミーの共同研究で明らかになった。地球温暖化により、この地域の降水量が増えたことが原因と考えられ、牧草地の水没や道路崩壊などの影響が出ている。永久凍土融解は温室効果ガスのメタンの放出、植生や気候の変化を招くという。

 海洋機構は97年からシベリア東部のヤクーツクで観測を開始、ロシアの3測候所のデータと併せて解析した。

 深さ3.2メートルの平均地温は年間0.01度のペースで上昇していたが、04年以降、急加速し氷点下2.6度から06年には同1.5度に達した。夏季に解ける凍土層の厚さも、03年までは1.2〜1.3メートルだったが、04年以降は2メートルを超えるようになった。

 この影響で、湖沼面積がこの7年で3・5倍に拡大し牧草地が水没するなどの被害が出ている。冬季は凍結する川に大量の水が流れているなど、従来見られなかった現象が起きているという。

 海洋機構によると、シベリア全体で降水量が増えている。夏季の雨は凍土を解かすため、降水量の増加が直接の原因とみている。

 海洋機構の大畑哲夫プログラムディレクター(雪氷学)は「これまで考えられていた以上のスピードで永久凍土の融解が進む可能性もある。オホーツク高気圧の勢力など日本の気候への影響もあるかもしれない」と話している。【西川拓】



永久凍土はもはや永久凍土でなくなってしまったかと驚いてしまったのだが、夏場には多少

解けることもあったようなので少々安心した。北極やグリーンランドの氷が解けているのならシ

ベリアの永久凍土が解け出すのも当然だと言える。凍土が融解して水かさが増すだけならま

だいいのだが、実はもっと深刻な問題に発展してしまう可能性があるという。永久凍土の下に

埋蔵しているといわれるメタンハイドレートだ。

メタンハイドレートは主に深海の海底に多く眠っているのだがシベリアの永久凍土の下にも低

温、高圧下で埋蔵していることが確認されている。凍土の融解が進めばメタンガスとなって地

表に放出されてしまう危険性がある。これが資源として有効利用できればいいのだが、出来

ない場合は二酸化炭素の20倍の温室効果ガスとなってさらなる温暖化に拍車をかけてしまう

ことになる。杞憂に終わることを望むだけだが、およそ2億5千万年前の古生代から中生代に

移る過程で95%の動植物を絶滅させた最大の犯人が地中から放出されたメタンガスだと聞

いてはそう楽観も出来ない。人類の英知をもって地中に封じ込められた悪魔を解き放つことが

ないよう願うのみだ。


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忘れじの1.17

命の重み、助け合い=「1.17」体験、次の世代へ−阪神大震災13年、鎮魂祈り
1月17日9時0分配信 時事通信

 6434人が犠牲になった阪神大震災から13年を迎えた17日、兵庫県内の各地では、さまざまな追悼行事が営まれ、被災地は深い鎮魂の祈りに包まれた。住民らは命の大切さと、人が助け合い支え合うことの重みをかみしめ、震災体験を次の世代に継承していく決意を新たにした。
 
神戸市中央区の東遊園地では早朝、市と市民団体が主催する追悼の集いが開かれ、約4500人が集まった。「1.17」の数字をかたどって並べられた竹灯籠(とうろう)は約7000本。小雪の舞う中、訪れた人々は筒の中のろうそくに次々に灯をともし、追悼の祈りをささげた。
 
地震発生時刻の午前5時46分には、参加者全員が一斉に黙とう。父を亡くし、遺族を代表してあいさつした同市長田区の高校3年竹中基治さん(18)は「今まで僕を支えてくれた多くの方々に感謝しています。大学に合格し、春から進学することになりました。支えられる側から、支える側に変わります」と思いを述べた。

 神戸市の矢田立郎市長は、住民同士の助け合いなど、震災での教訓と経験を次の世代に伝えていく意義を強調。「安全で安心なまち神戸の実現に全力で努めてまいります」と決意を表明した。


 
まだ、というかもう13年の歳月が経ってしまいました。驚異的な復興をなしとげ被災の傷跡さ

え感じさせない神戸の町並みですが、未曾有の被害者を出したあの大震災は忘れてはいけ

ません。3年前の福岡西方沖地震でも人生最大の大揺れを体験してびっくりしたものですが、

あんな地震の比ではなかったのでしょうね。もともと活断層の上に繁栄しているこの国。いつ

どこに大地震が襲ってきても不思議ではありません。最近は地震以外の天災も考えないとい

けないし。非常持ち出し袋も検討したいところだけど、万一の時の避難集合の場所くらいは家

族で話しておくべきかも。






天国へ行ったのんちゃん

             小西 眞希子 三十五歳 主婦 西宮市

 「お母さん、幼稚園でハートの凧を作ったの。明日凧上げするの、おやすみなさい」
 五歳の娘、希はそういって床につきました。

 「ドン」という衝撃で目が覚めました。いつもつけて寝ている豆球が消え、真っ暗になりました。同時に体中が左右に激しく揺さぶられ、上から物が落ちてきました。とっさに同じ布団に寝ていた下の娘をかばうと、
「ギャ」
と希の声がしました。
 「希」「希」
 と呼びましたが返事がありません。
 「おとうさん、おとうさん、希が、希の上に何か落ちた」
 主人の上にも何か落ちてきたようで、立ち上がろうとすると、頭がつかえ、まっすぐ立てる状態ではなかったようです。
 「わからへん。何も見えへん。どこにいる」
 「私は大丈夫。理菜もここにいる。希をなんとかして」
 懐中電灯のあった柱は倒れ、玄関もつぶれていました。
 「助けを呼んでくるから待ってろ」
 主人は、そう言ってゆがんだ勝手口を蹴破って外へ出て行きました。
 私は動けず、どうにか自由になる手を伸ばして希を探りました。そこに希の手がありました。
 「希」「希」
 と手を握りしめても反応がありません。左手の下の娘は動き出そうとします。今、私の腕の下から出ていったらどんな危険が待っているか、わかりません。
 「理菜もう少しねんねしてようね」
 と言いました。体の上の物の重さが増してきます。主人が懐中電灯を借りて帰ってきて、助け出してもらいました。
 灯りに、照らし出された部屋の中は、数時間前とは一変し、大きなピアノが斜めに倒れその角が希の頭の上にありました。二階のはりがピアノの上にありました。
 「誰か助けて」
 外に向かって叫びました。希のお友達のお父さんが
「大丈夫か」
 と来て下さいましたが、大人二人ぐらいの力ではどうにもなりません。
 主人に「外に出ていろ」と言われ、下の子を毛布でくるみ外へ。外に出ると昨日まであったご近所の家はつぶれ、道をふさいでいます。
 「誰か助けてください。救急車に電話して下さい」
 「行かれへん。電話も通じへん」
 下の娘を抱いて裸足で立っていると、若い男の子が靴を持ってきてくれ、大人一人がやっと通れるぐらいの穴から道路に出てきました。やがて数人の人が車のジャッキ二台を使って希を助け出してくれました。その時娘には息がありませんでした。
 近所の病院から看護婦さんがとんできて下さり、家の車はキーがなくて使えないため、近所のご主人が病院へ運んで下さいました。病院への道も道路はゆがみ、がれきで寸断されています。
 はじめに運ばれた病院は、ライフラインを断たれ、すぐに修羅場と化してきました。点滴を受け、どうにか心臓は動き出したのですが、それ以上どうしていただく事も出来ませんでした。神戸大病院へやっと連絡がつき、搬送されました。集中治療室で先生から聞かされた言葉は、
「手遅れです」
ということでした。 奇跡を祈り続けましたが、翌日午前十時、息を引きとりました。 主人が倒れた家からどうにか取り出してきた、赤いトレーナーや大好きなセーラームーンの靴下を履かせ、病院を後にしました。
 西宮の実家へ帰る途中、大好きだった幼稚園の前を通り、実家へ着いたのは夜の八時をまわっていました。一時間ぐらいで着くところを、九時間近くかかりました。とてもお月様がきれいで、
「のんちゃんお月様よ」
 と言うと、その顔はまるで笑っている様でした。
 十二月の音楽教室のクリスマス会で、目をつぶって手を握り、お母さんを当てるゲームで、あなたはすぐにお母さんを当ててくれました。
 「お母さんの手はいつもあたたかいもん」
 「お母さん疲れたら言ってね。いつでも肩たたいてあげる」
 そう言って笑っていた希。幸せだったあの時はもう戻ってこないんですね。
 希はあの混乱の中、多くの人に助けて頂きました。電気が通じていないため、何時間も手で人工呼吸を続けて下さった看護婦さんが、
「希ちゃん頑張りよ」
と言って下さった言葉がどれほどうれしかったか、みなさん本当にありがとうございました。
 あなたを奪った大震災がお母さんは本当に憎いです。今、お母さんもお父さんも死ぬことを怖いと思いません。天国にいるあなたに会えるまで頑張りますね。のんちゃん、見ていて下さいね。


                   ネットでみつけた震災体験記

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心の貧困

<野宿女性>浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく
1月16日2時31分配信 毎日新聞

 浜松市で昨年11月、空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ、福祉担当職員らが取り囲むなか心肺停止状態となり、翌日死亡した。敷地内の路上で寝かされ、市が与えた非常食も開封できないまま息絶えた。「すべきことはやった」と市は説明する。だが、なぜあと一歩踏み込めなかったのか。女性の死は重い問いを投げかけている。【井上英介】

 市によると、11月22日昼ごろ、以前から浜松駅周辺で野宿していた70歳の女性が駅地下街で弱っているのを警察官が見つけ、119番通報。救急隊は女性から「4日間食事していない。ご飯が食べたい」と聞き、病気の症状や外傷も見られないことから、中区社会福祉課のある市役所へ運んだ。

 女性は救急車から自力で降り、花壇に腰を下ろしたが、間もなくアスファルト上に身を横たえた。連絡を受けていた同課は、常備する非常用の乾燥米を渡した。食べるには袋を開け、熱湯を入れて20〜30分、水では60〜70分待つ必要がある。

 守衛が常時見守り、同課の職員や別の課の保健師らが様子を見に訪れた。市の高齢者施設への短期収容も検討されたが、担当課に難色を示され、対応方針を決めかねた。

 運ばれて1時間後、野宿者の支援団体のメンバーが偶然通りかかった。近寄って女性の体に触れ、呼び掛けたが、目を見開いたままほとんど無反応だったという。職員に119番通報を依頼したが、手遅れだった。メンバーは職員に頼まれ、救急搬送に付き添った。

 「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」とメンバーは振り返る。「保健師もいたのに私が来るまで誰も体に触れて容体を調べなかった。建物内に入れたり、せめて路上に毛布を敷く配慮もないのでしょうか」。女性に近寄った時、非常食は未開封のまま胸の上に置かれていたという。

 最初に病院ではなく市役所へ運んだことについて、市消防本部中消防署の青木紀一朗副署長は「業務規定に従って血圧や体温などを調べ、急患ではないと判断した。隊員によると女性は病院へ行きたくないそぶりを示した。搬送は純粋な行政サービスで、強制的に病院へ運ぶことはできない」と話す。

 市の一連の対応について、社会福祉部の野中敬専門官は「与えられた権限の範囲内ですべきことはやった。職員たちの目に衰弱している様子はなかった。容体急変は医師ではないので予想できない」と話す。

 死因は急性心不全だった。女性の死亡後、市民団体などから抗議された市は、内部調査を実施。中区社会福祉課の対応について「空腹を訴える女性に非常食を渡し、収容可能な福祉施設を検討した。2回目の救急車も要請した。職務逸脱や法的な義務を果たさなかった不作為は認められない」と結論付けた。




11月の事件がなぜ今頃発覚したのか甚だ疑問だが、路上で倒れている人を福祉課の職員た

ちが取り囲んで眺めているなんざ不気味でしょうがない。汚い動物でも見るかのように。中に

入れたり、食堂や売店で食事させなかったのは居つかれたり、味をしめて大勢で頼って来ら

れるのを怖れたためか。食べ物を与えるならせめてすぐ食べられるものをわたしてやれ。お湯

を入れて渡さなかったのはこれをやるからどこかへ行ってくれとの思惑があったんだろうな。

開封もできずに死んでいくなんて悲しすぎるぞ。上からの指示があったのかもしれないが誰一

人手を出そうとしなかったのが非常に残念だ。

と、職員の非難をするのは簡単だが、自分だったらどうにか出来ていたかなと考えてみる。人

は非日常の事に出くわすと理想とかけ離れた行動をとってしまうものなんだが、道で倒れてい

る人があれば手を差し伸べられる人でありたいと思う。






「けさ、私は、この豊かな美しい国で孤独な人を見ました。
 この豊かな国の大きな心の貧困を見ました。」

「カルカッタやその他の土地に比べれば、貧しさの度合いは違います。
 また、日本には貧しい人は少ないでしょう。」

「でも、一人でもいたら、その人はなぜ倒れ、なぜ救われず、その人に日本人は手をさしのべないのでしょうか。

 その人が飲んだくれだから!

 でも、彼もわたしたちも兄弟です。

 本人はきっと孤独でしょう。

 みなから無視されての……。

 やけ酒かもしれません。」

「私は、短い間しか日本に滞在しないので手を貸してあげるのは、せんえつだと思い、何もしませんでしたが、もし、女の人が路上に倒れていたらその場で、語りかけたり、助けていたと思います。

 豊かそうに見えるこの日本で、心の飢えはないでしょうか。
 だれからも必要とされず、だれからも愛されていないという心の貧しさ。

 物質的な貧しさに比べ、心の貧しさは深刻です。
 心の貧しさこそ、一切れのパンの飢えよりも、もっともっと貧しいことだと思います。
 日本のみなさん、豊かさの中で貧しさを忘れないでください。」


         マザーテレサ    昭和56年の来日時の言葉

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持てる者

薬害肝炎 厚労省“A級戦犯”ウハウハ天下り生活
(ゲンダイネット - 01月12日 10:00)

 薬害C型肝炎の被害者救済問題が、やっと前進だ。一律救済法案が10日、参院厚労委で採決、全会一致で可決され、翌11日の本会議で成立した。

 しかし、一件落着なんて許されない。厚労役人が誰も責任を取っていないからだ。とくに許し難いのは、投薬患者の「リスト」を放置し、多くの犠牲者を出す原因をつくった“A級戦犯”である02年当時の医薬局長が、今もノウノウと天下り生活を満喫していることだ。しかも、その天下り先は、新薬の副作用などを承認審査する機関のトップだから、ブラックユーモア、洒落にもならない。

 この元局長とは、独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」で理事長を務める宮島彰氏(60)。機構のHPでは薄ら笑いを浮かべた写真を掲載しているが、そりゃあ笑いたくもなるのだろう。

「宮島氏は横浜国大経済学部を卒業後、70年に厚労省に入省。社保庁総務課長などを経て01年に医薬局長に就任。製薬企業からリストが提出された1カ月後の02年8月に退官しています。このとき、最低でも6400万円の退職金を受け取り、同年10月に天下ってからも、年間1720万円の高給をむさぼっている。この冬には240万円近いボーナスを受け取ったと推定されます。もし宮島氏がリストを放置せず、適切な措置をしていれば、被害者もここまで苦しむことはなかったはずです」(霞が関事情通)

 批判を恐れてか、日刊ゲンダイ本紙の取材に機構サイドは、「理事長は昨年までは取材に答えたが、今は話す必要がないという方針」(企画調整部広報室)の一点張り。被害者は今も苦しんでいるのに、過去の話とでも思っているのか。

「そもそも、この機構自体、きちんと新薬を審査できるか怪しいものです。宮島氏を含めて元厚労省職員3人が天下っているほか、数十人の厚労省出向組がいる。製薬会社の出身者は14人もいます」(霞が関事情通)

 少なくとも宮島氏は社保庁職員と同様、給料と退職金を返納すべきである。



薬害肝炎もようやく和解の運びとなって原告団も初めてカメラの前で笑顔を見せていました。

ひとまず救済案がまとまった後は、責任追及へと進んでいくのでしょうか。肝炎リストを放置す

るなどして被害を拡大させた当時の最高責任者が謝罪の一言もなくのほほんと優雅な暮らし

を続けていることは許されるべきではないだろう。感染を知りながら適切な処置を怠り、無駄

に被害者を増大させたことは業務上過失致死傷罪に等しく、未必の故意による大量殺人とも

言えそうだ。天下りや癒着による馴れ合いで正しい業務や指導ができないのなら、いっそのこ

と関連会社への天下り禁止法でも作ってほしいものだ。


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持たざる者

<グッドウィル>派遣労働者らは不安や怒り 事業停止命令に
1月11日21時44分配信 毎日新聞


 「働きたいときに働けるグッドウィルの存在はありがたかった。法律を守ってくれればこんなことにはならなかったのに」。厚生労働省が11日、日雇い派遣大手のグッドウィルに2〜4カ月の事業停止命令を出したことを受け、派遣労働者からは失業への不安や怒りの声が上がった。

 東京都港区の男性(36)は11日夕、渋谷支店(渋谷区)に給与を受け取りにきた。2年前に腰を痛めて失業。「つなぎのつもり」で同社に登録し1年半、宅配などの仕事を続けてきた。昨年末に報道で同社の処分を知り、年明けの就職活動で廃棄物回収会社の契約社員に内定したが、腰に不安もあり「できれば日雇いの仕事を続けたかった」と言う。男性にとって同社の日雇いは最後の選択肢だった。1年ほど働いている30代の男性は「新しい仕事はまだ決まっていない。これから考える」と言葉少なだった。



グッドウィルの事業停止は当然かもしれないが、一番割りを食うのは派遣労働者だろう。偏見

だと思うが、派遣労働者→低賃金→ワーキングプア→ネットカフェ難民のイメージがつきまと

う。職を失う彼らはネットカフェさえ利用できなくなる人も多く出てくるに違いない。たまに繁華

街を歩くとホームレスの数も増えているような気がするし、格差社会は確実に広がりを見せて

いってるような気もする。

昨日はネットカフェ難民に対し無利子で60万円の貸付を行うとのニュースも入っていた。これ

を支度金にして新しい一歩を踏み出してもらいたいものだ。


余談だがワーキングプアについては思いのほか深刻のようだ。NHKでは何度か取り上げら

れたそうだが、民放各社ではあまり深く報じられないらしい。(スポンサー各社が派遣労働者

を使っていることに配慮して?)

 

   働けど 働けど 我が暮らし 楽にならざり じっと手を見る 
                                 
                                    石川啄木

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日豪摩擦と反捕鯨

捕鯨めぐり日豪ネット摩擦 YouTube動画にコメント1万5000件
1月9日16時34分配信 ITmediaニュース


 豪州の反捕鯨運動を批判する動画が昨年12月23日にYouTubeに投稿され、日豪で論争を引き起こしている。再生数は1月9日までで50万を超え、1万5000以上のコメントが付いている。再生が50万を超えるYouTube動画は珍しくないが、1万以上のコメントが付くのは異例。



 豪州メディアの報道によると、豪州の外相が動画について、「動画は豪州政府の反捕鯨方針を覆すものではなく、日豪関係を傷つけるものでもない」などと語ったという。

 動画は「白豪主義オーストラリアと反捕鯨」というタイトルで約10分間。豪州の人種差別問題やディンゴ(野犬の一種)の虐殺などについて画像や動画を、英語と日本語の解説文入りで紹介し、「豪州は日本人への差別意識から日本の捕鯨に反対している」などと批判している。

 動画には日本語、英語でコメントが寄せられており、その内容は「ディンゴ虐殺の残酷さに驚いた」「それでも捕鯨はダメだと思う」などさまざまだ。「2ちゃんねる」ではこの動画について多数のスレッドが立ち、議論が盛り上がっている。

 豪州では複数のメディアがこの動画について報じている。8日付けのABC(豪州の公共放送局)Webニュースによると、豪州の外相はこの動画について「豪州政府の反捕鯨方針を覆すものではなく、日豪関係を傷つけるものでもない」などとコメントしたという。


宗教や食文化の違いによって豚を食べない国や牛を食べない国があるように自分たちが鯨を

食べないからといってそれを他の国に強制するのはどうしたものか。欧州諸国は昔、鯨を捕っ

ても鯨油のみ採って後は捨てていた。実に無駄の多い捕鯨である。化石燃料の採掘技術が

発達してくると採算のとれない捕鯨から自然と撤退していったという。昔から鯨の肉は食

していないのだが捕鯨は行っていたのである。鯨は大量の魚を食べるので増えすぎるのも問

題があるように思うのだが。40年後には魚がいなくなるという説もあったしね。それよりなによ

りイルカの肉が鯨の肉として売られていたかもしれないということのほうが余計にショックだっ

たりする。

問題の動画だが、ディンゴやカンガルーを残酷に殺すシーンがあって反豪を煽っていると見受

けられるが、日本でも森を追われた熊や猿が農作物を荒らしにくるのを防ぐために殺してしま

うことはよく見られるので感情に流されてはいけないと思う。


問題の動画   白豪主義オーストラリアと反捕鯨


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償い

福岡3児死亡事故 通じなかった両親の思い 地裁判決
1月8日16時45分配信 毎日新聞


 法の裁きに両親の思いは通じなかった−−。福岡市東区で06年8月に起きた3児死亡事故。8日の福岡地裁判決は、愛する3人の子供を奪われた両親が最後まで念じた危険運転致死傷罪の成立を、認めなかった。大上哲央(あきお)さん(34)、かおりさん(31)夫婦は3児の遺影を胸にそろって法廷に足を運び、「お互いがお互いを思いやり、日本から飲酒運転がなくなる日を」と願いを込めながら、静かに判決に聴き入った。【石川淳一、松本光央】

 「主文。被告人を懲役7年6月に処する」

 夫婦はともに黒のスーツ姿で入廷。午前10時過ぎ、元市職員、今林大(ふとし)被告(23)に判決が言い渡されると、傍聴席の中ほどに座った哲央さんは、3人の遺影が収まった額を手に静かにうつむいた。隣のかおりさんは、脇にいた弁護士の説明に小さくうなずいた。かおりさんが法廷を訪れたのは初めて。今林被告と対面し、落ち着かないようにまばたきを繰り返しながら、被告の言動を目で追った。

 一方の今林被告。いつものように黒のスーツ姿で入廷。傍聴席に2度、深々と数秒間頭を下げ、被告人席に着席した。判決にも表情を崩さず、終始うつむいて聴き入った。

 川口宰護(しょうご)裁判長も判決で「最大限の愛情を注がれた3児は、夢や希望に満ちあふれた人生を迎えようとした矢先、短い一生を終えた。夫妻の喪失感は筆舌に尽くしがたい」とした上で「家族の幸せを一瞬で葬り去った今回のような事故が繰り返されないよう願う」と述べた。また、言い渡し後には今林被告に向かい「一生かけて、罪を償っていきなさい」と付言した。閉廷後も、夫婦と被告の目が合うことはなかった。

 1年5カ月前、残暑の熱帯夜。車の中で、紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4歳)、倫彬(ともあき)ちゃん(同3歳)、紗彬(さあや)ちゃん(同1歳)の3人は眠りに落ちていた。車内には、捕ったばかりのカブトムシ1匹が入った虫かご。幸せな家庭は、翌朝からも続くはずだった。突如、ミラーに映ったライトが、それを奪い去った。

 激しい衝撃とともに一家5人の乗った車は橋の柵を突き破り、漆黒の博多湾へ。夫妻は脱出したが、3人は車内に取り残されたままだ。「生きるけんね! 助けるけんね!」。視界のない中、かおりさんは4度、海中に潜り、沈みゆく車内からの救出を続けた。希望はつながらなかった。「みんな死んじゃった……」。搬送先の病室で、かおりさんのうつろな声だけが漏れた。

 翌年、新たな命を授かった。亡くなった3人にかけた愛情を思い、両親は「愛子」と名付けた。3人と同じように、かおりさんは母乳で育て続ける。

 よく笑う子に育った。が、たまに不安そうな泣き方をすることがある。「事故後の不安定な時におなかにいたからだろうか……。母親らしくできなかった」。かおりさんは自らを責めることもあるが、たくさん抱きしめて、安心させることを心がけている。

 紘彬ちゃんの学生服、倫彬ちゃんの成長、紗彬ちゃんの花嫁衣装−−願った姿はもう、見ることはできない。それでも3人は、両親の心の中にいる。

 自宅玄関には今も、亡くなった3人の靴が並び、毎日両親が声を掛ける。2週間前のクリスマス、両親は、絵本を4人に贈った。毎年の決まり事だ。そして「サンタさんからも、みんなが大好きな動物のぬいぐるみが、届いたみたいです」(かおりさん)。



危険運転致死傷罪は適用されず、思いのほか軽い量刑が言い渡されました。業務上過失致

死傷罪とひき逃げ、救護義務違反、証拠隠滅等全部併せて7年6ヶ月の刑は果たして妥当で

しょうか。被害者遺族の感情を考えて設けられたはずの危険運転致死傷罪だが、適用できな

い法律なら、ないほうがましかもしれない。かおりさんは「最高刑に一年でも足らなければ私

が殺しに行く」とまで言っていた。それが実行されることはないだろうが両親の無念さは想像

に余ります。

かおりさんが語っていたように刑が軽くなっても亡くなった3人の命が軽くなったわけではあり

ません。いや、それよりもこの事故がきっかけで取り締まりが厳しくなったことによって飲酒運

転による死亡事故が激減して、少なくとも数百人の死亡事故を未然に防いでいると考えれば

決して無意味な事故ではなかったと言えるかもしれない。

車に乗る機会が多い人はたくさんいるだろう。これからも新年会や歓送迎会でお酒を飲む機

会も数多くあるだろう。ちょっと位だからという甘い考えが他人の幸せを奪い、そして自分の人

生をも壊してしまう人がたくさんいるのだということを皆さんへ、そして自分自身にも言い聞か

せたいと思っています。



償い (ライブ)    さだまさし

以前一度フラッシュ・バージョンでリンクしてましたが名曲につき再度。

テーマ:飲酒運転問題 - ジャンル:ニュース

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