あまのじゃくの日々雑感

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ヒポクラテスの誓い

薄い消毒液使用=タオル共有、素手で綿−点滴患者死亡・三重
6月19日18時1分配信 時事通信

 三重県伊賀市の診療所「谷本整形」で点滴を受けた患者らが腹痛などを訴え、女性1人が死亡した事件で、同診療所が点滴室の綿を消毒する際、メーカーの基準より20倍以上も薄い消毒液を使っていたことが19日、県の調べで分かった。看護師らが布製手ふきタオルを共有し、素手で綿を扱っていたことも判明。県はずさんな衛生管理が感染の原因になったとみて、さらに詳しく調べている。
 県健康福祉部によると、谷本整形では点滴室と中待合室の2カ所で点滴液を調合。注射針の消毒に使う綿を消毒する際、中待合室では消毒用アルコールを、点滴室では殺菌薬を使っていた。セラチア菌が検出されたのは点滴室の綿だけだった。
 点滴室の殺菌薬は「グルコン酸クロルヘキシジン」5%液。メーカーの使用基準は「10〜50倍希釈」とされていたが、看護師らは1000倍に薄めて使っていた。同部は「この濃度ではほとんど消毒効果がない」としている。
 県の調査に対し、看護師は「中待合室では、患者の出入りが多いため、アルコールを使っていた」「アルコールだと皮膚が荒れることもあるため、点滴室では(殺菌薬に)変えた」と証言。県は、看護師らがアルコールの方が消毒効果が高いことを認識しながら、殺菌薬を使ったとみている。
 綿は消毒液容器に入れ、滅菌した水5リットルと殺菌薬5ccを混ぜて作り置きし、残りが少なくなるたびに補充していた。この際、看護師らは手袋やピンセットを使わずに、共有タオルを使った手で、取り扱っていたという。
   記事 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000098-jij-soci
 


「家には風呂もないんですよ」と会見していた院長は

なんか憎めないキャラクターに見えていたんだけど、

なんかいろいろ出てきますね。船場吉兆を彷彿とさせますが

人の命を預かる病院においては許されまい。

指示はしていない、知らなかったではすまないだろう。

医師の不足で大変かもしれないが、最低限度のモラルは

守ってもらいたい。

以前にもあったが器具の取り扱いを熟知していない医師が

多くいることにも恐怖をおぼえる。

事件が起きてはじめて点滴の作り置きはだめなのかとか

脱脂綿は素手で扱ってはいけないのか、

タオルの共用はまずいぞとバタバタしている病院も

あるんだろうななどと思ってしまいます。



  医学生の指針となっているという“ヒポクラテスの誓い”を
  いまこそ思い出してほしい。



 ヒポクラテスの誓い

私はすべての神様に次の約束を誓います。

この医術を私に与えて下さった先輩を私の親の如く尊敬します。

必要があれば,私財を分けてでも助けます。

先輩の子孫は兄弟の様に面倒見,彼らが学ぶことを希望すれば無料でこの医術を教えます。

私の持つ医術の知識は書籍や講義を通じ,先輩の息子,また医の規則に基づき約束と誓い
で結ばれている弟子らに教え,それ以外の誰にも教えません。

私は患者さんにとって有益な治療法を選び,有害な治療法は決して選びません。

仮に頼まれても,死に導くような薬は与えません。

同様の理由から,人工流産に導く道具は使いません。

純粋かつ神聖な気持ちで私の生涯を貫き,治療を続けます。

男女や職業の差別は決して致しません。

医業を通じ,通じないに関わらず,他人の私生活についての秘密は守ります。

この誓いを守り続ける限り,私はいつまでも人の治療を楽しみつつ生き,
人から尊敬されると思います。

もしもこの誓いを破れば,その反対の運命を辿る事を覚悟します。



{説明}
ヒポクラテスは紀元前460年頃から375年頃のギリシャの医師です。当時,医術の数々の偉業を成し遂げ,医学の父とも呼ばれました。医師としての倫理観を述べられましたが,医療の発展と共に,価値観は薄らいで来ました。しかし,医師のモラルの指針として私はこれからも大切に守り続けたいと思います。今でも不滅の医学の父であると固く信じています。どんな時代でも何らかの倫理観と指針を私たち医療人は持つべきだと考えるからです。
      
                        翻訳及び文責:高橋 基文

テーマ:医療・健康 - ジャンル:ニュース

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